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OTO - Ohshima Tamashima Observatory- - heliocentricJD Diff

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図のように、天体から地球までの距離は季節によって変化するために、光路長が変わり、天体で起こっている現象の地球への到達時刻が最大1000秒=約17分ほど変わります(レーマー遅延)。従って、変光星や系外惑星のtransit観測などでは、太陽中心におけるユリウス日(日心ユリウス日)の値が必要になります。
[[http://otobs.org/photometry/Hel_J_D.png]]

オンライン計算機

*簡単には

[[このURLにあるページ|http://britastro.org/computing/applets_dt.html]]
に入力するとその場で太陽中心におけるユリウス日が得られます。

(これまでこのページで[[リンクをはってきたページ|http://www.physics.sfasu.edu/astro/javascript/hjd.html]]は、計算結果が少しずれるようなのでお勧めしません。計算には地球の楕円軌道を考慮してあると謳っていても結果的には円軌道と同じ値になるという指摘がされています。)


*連続した多くの日付や時刻について太陽中心におけるユリウス日を計算したいときには、Excelを使うのも便利です。

そんな時には、[[自作のExcelファイル|http://otobs.org/photometry/HelJD&phase.xls]]を御利用ください。

上記Excelファイルは改訂版に入れ替えました。赤緯の符号を、"+"か"ー"のプルダウンリストで選べるようにしました。


*より高精度の補正を行う場合は、

太陽系重心ユリウス日Barycentric Julian Dateを使う必要があります。

その場合は
[[こちらのURLにあるページで|http://astroutils.astronomy.ohio-state.edu/time/utc2bjd.html]]
簡単に得られます。

多数の観測時刻が必要な場合でも、UTCsの欄にJDを一行に1つづつ連続した値を入力しておけば、一度に結果が得られます。

原理については次の原論文に詳しい。

[["Achieving better than one-minute accuracy in the Heliocentric and Barycentric Julian Dates"|http://arxiv.org/abs/1005.4415]]




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