スライディングルーフの遠隔制御(IP制御の観測小屋)11月13日
ドームをネット越しに制御するようにした。
IP制御に使った製品 IP Power9212(秋月電子扱い 7800円)
http://akizukidenshi.com/catalog/items2.php?c=etherkit&s=popularity&p=1&r=1&page=#K-00915
この製品は下の写真のように3つの箱からなる。最上段がコントローラ部、中段が出力制御部、最下段が入力部。各ユニットのサイズは120x80x25mmととても小型。
出力は、1〜4までがNormal Close(B接点)で、5〜8までがNormal Open(A接点)で、AC250V10AまでSSRで制御できる。
1番にSTOPボタンと直列接続(AND)し、5と6にそれぞれCloseボタンとOpenボタンと並列接続(OR)した。
入力は、1〜4までが電圧入力で、5〜8までが抵抗入力。ここに、左右の移動屋根の開端と閉端のリミット出力(Normal Open接点)を接続した。
協栄産業製のスライディングルーフ制御盤(オプション30万円也)の下部に設置した。写真の右上に開閉用モータが見える。
3つのユニットをホームセンターで買ってきた穴あきステンレス板で接続し、ドリルビスで制御盤下部に固定。
大きさを知る目安のために鉛筆を一緒に添えた。
配線の様子。
とりあえずIP Power9212に付属してきたソフトでIPアドレスを設定(自動でDHCP取得するようになっているが、私の場合は手動で都合に良いIPアドレスに設定)した。
下の画像は、LAN越しに出力を制御している画面。屋根をOpenしているところ。
このあと、望遠鏡や屋根などの監視用に、1年前に防犯用に買っていたホームネットワークカメラ BL-C10 (Panasonic製)を設置し、ネットワーク越しにいつでも小屋の内部をモニターできるようにした。その照明用電灯の制御もIP Powerで行うように配線しテストした。