5.1      測光誤差の要因と誤差の評価

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1フレームの測定で得られる等級で表した誤差σは

        1.0857*√{N_star*g+n_pix[1+(n_pix/n_sky)]*(N_sky*g+N_dark*g+R^2)}
σ=------------------------------------------------------------------
                                 N_star*g

で表される。(例えば Everett and Howell (2001),PASP, 113,1428)

ここで、
N_starは、アパーチャn_pix[ピクセル]内の星のカウント数(スカイを差し引いた後の値)。
N_skyは、面積n_sky[ピクセル]内のスカイの平均の明るさ[count/pixel]。
gは、CCDカメラのゲイン[e-/ADU]で、
Rは読出しノイズのrms[e-]である。

 アパーチャ測光では、スカイをはかる領域はできるだけ広い面積の方がよい
(ただし、その領域内に他の星を含まないこと)ことが n_pix/n_skyという
項が存在することからわかる。


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