OTO - Ohshima Tamashima Observatory- - transfer_f2l Diff
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星のスペクトルの理論曲線(例えば[[ここ|http://msowww.anu.edu.au/observing/2.3m/CASPIR/docs/manual/node228.html]]を見る)と
横軸は縦軸は波長なのに、縦軸はF_ν(←vに見えるがニュー、以下同じ)になっている。
グラフの形を見るだけならこれでもよいが、測光と結びつけようとすると数値的に厳密でなければ
ならない。つまり厳密でなければならないので、縦軸をF_λに直す必要が出てくる。
ここで、波長λと振動数νの関係を考える。
光の波の公式は
C=νλ
である。
Cは光速であるから光速(=定数)であるから、波長λと振動数νの積が一定、
つまりは波長λと振動数νは反比例していることになる。
グラフは下図左側のようになる。
グラフに示すと、下図左側のような双曲線グラフになる。
[[/sp/henkan.gif]]
つまり、反比例グラフの傾きが波長によって傾きは波長(横軸の座標)によって異なるために、振動数から波長へ変換する際に、振動数の側で同じdν(単位振動数=1Hz)という幅であっても、そのまま波長に変換したのでは、波長によって異なる幅に含まれるエネルギーになってしまう幅になる。(上図右)
欲しいのは、波長によらず同じ幅dλ(単位波長=1Å)あたりに含まれるエネルギー流束であるから、これではまずいことになる。(上図右)
それを補正するために、
F_νからF_λに直す場合には
F_λ= F_ν*|dν/dλ|
で変換する必要がある。F_νに掛けるべきdν/dλは次で得られる。
ν=C/λ の両辺をλで微分すると
dν/dλ=-C/λ^2
であるので、
従って、
F_λ= F_ν*C/λ^2
で計算すればよい。
----
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{{counter}}
横軸は
グラフの形を見るだけならこれでもよいが、測光と結びつけようとすると数値的に
ならない。つまり
ここで、波長λと振動数νの関係を考える。
光の波の公式は
C=νλ
である。
Cは
つまりは波長λと振動数νは反比例していることになる。
グラフに示すと、下図左側のような双曲線グラフになる。
[[/sp/henkan.gif]]
欲しいのは、波長によらず同じ幅dλ(単位波長=1Å)あたりに含まれるエネルギー流束であるから、これではまずいことになる。(上図右)
それを補正するために、
F_νからF_λに直す場合には
F_λ= F_ν*|dν/dλ|
で変換する必要がある。F_νに掛けるべきdν/dλは次で得られる。
ν=C/λ の両辺をλで微分すると
dν/dλ=-C/λ^2
であるので、
従って、
F_λ= F_ν*C/λ^2
で計算すればよい。
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