食連星の半径
円軌道を持つ食連星の半径
星1の半径をR1、星2の半径をR2 円軌道の半径a、軌道の位相角θとすると
第1接触(図の上側、Gは共通重心)では 赤い線分の長さはR1+R2であり次のような関係が成り立つ
R1+R2 = a*sin(θ1) ‥‥(1)
同様に第2接触(図の下側)では 赤い線分の長さはR1-R2であり次式が成り立つ
R1-R2 = a*sin(θ2) ‥‥(2)
(1)式+(2)式
2*R1=a(sin(θ1)+sin(θ2))
a R1 = ---(sin(θ1)+sin(θ2)) 2
これを(2)式に代入して
a R2 = ---(sin(θ1)-sin(θ2)) 2
光度曲線から位相角θ1とθ2を読み取ると、軌道半径aが不明でも星の半径比R2/R1を求めることができる。
R2 sin(θ1)-sin(θ2) ---- = ----------------------- R1 sin(θ1)+sin(θ2)
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