天体の分光
新規分野へ
- 2009年度の科研費で天体分光の分野を始めました。
- DSS-7の電源をカメラ側から供給する
- フラックスを振動数から波長へ変換する場合
レポート
- SBIG DSS-7の試用
下の図は、天体を導入する視野(上)とそこへスリットをかぶせたもの(下)
導入用の視野は、スリットをはずしてグレーティングを回し0次の画像を得ている。 中央に見える縦長の「スリットマーク」を、実際のスリットの位置に合わせて調節しておき、そこへ天体を導入する。円形の空の1次スペクトル(水銀光害)が画面の右に見えている。コリメータとカメラレンズの焦点距離の比は2:1なので、視野は1/2にレデュースされているので天体の導入は楽である。
スリット幅は5種類あって、上から400μm、200μm、50μm、100μm、400μm。
こんな写り具合です。
ベガのスペクトルの生画像
2009年9月20日 Meade LX200 20cm f/10 ST-8MEX -15℃ 1x4bin
分光標準星HR8634 露出30秒 スリット50μm
と P Cyg 露出30秒 スリット50μm
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